エゾフクロウの書斎から

北国の風景と好きな本を紹介します

本について語ること『無人島のふたり』山本文緒

 

すい臓がんと余命宣告された著者が、残された日々を綴った本作

58歳で逝去した著者が最後まで綴り続けたメッセージ

 

無人島のふたり

著者は、余命宣告されてからの日々をそう綴った

 

闘病生活はまるで無人島にいるような感じ

いままで過ごしていた世界は変わらないのに、自分たち夫婦だけは無人島にきてしまったようだと

 

私も50代半ばとなり、人生の終盤に向けていろいろ考えていた中、本屋を歩いていて偶然みつけた本作

 

実際に余命宣告された方の言葉はとても重く、人生というものを深く考えるには十分すぎる内容であった

 

妻の母も53歳で亡くなり、妻はその年齢を過ぎた

娘が母の年齢を追い越すというのは不思議なことだ

 

誰もが日々、死というゴールに向かっている

一日一日、大切にしなくてはと改めて思う

そんな一冊

 

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