本について語ること
著者は、北海道釧路市出身で本作で直木賞受賞をした桜木紫乃さん 本作は、北海道の釧路湿原の近くにあるラブホテルを舞台に、訪れる客や従業員の孤独、人生の哀切を描いたもの 実際に、国道391号線を釧路湿原から釧路市にむかうと左手にラブホテルが数件見え…
すい臓がんと余命宣告された著者が、残された日々を綴った本作 58歳で逝去した著者が最後まで綴り続けたメッセージ 無人島のふたり 著者は、余命宣告されてからの日々をそう綴った 闘病生活はまるで無人島にいるような感じ いままで過ごしていた世界は変わら…
著者のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは、1900年フランスのリヨンの由緒正しい貴族の長男として生まれた 作家としてだけでなく、飛行家としても活躍した人だ 著者は、35歳のとき、パリからサイゴン間の飛行記録に挑戦しリビア砂漠に不時着して生死を…
東野圭吾さんの作品の中でも人気が高い本作 第134回直木賞、第6回本格ミステリー大賞受賞作 命がけの純愛が生んだ犯罪 男性が女性に尽くす物語 いわゆる「無償の愛」というもの 自己犠牲で他人のために何かをするという行為は、なかなかできないことだと思う…
本書は、小川糸さんのデビュー作 その他の作品として、「つるかめ助産院」「ツバキ文具店」「ライオンのおやつ」などの作品を上梓している 小川糸さんは、コロナ感染の3年間に、住んでいたドイツからの帰国、離婚、引っ越しから長野の森に土地を買い、山小…
著者は、アメリカのベストセラー作家で海洋生物学者でもあるレイチェル・カールソン 「沈黙の春」の著者としても有名な方だ 本作は、著者が亡くなる前に書き残した最後のメッセージでもある センス・オブ・ワンダー 直訳すると「驚く感性」 何に驚くかという…
誰もが知る日本文学を代表する太宰治の名著 人々は、なぜに本作を読み続けるのだろうか 現代社会の若者にも十分に伝わるものがあるのだろう いや、現代社会の若者にこそ響く言葉があるのであろう 本作は、「生きづらさを抱えながら生きていくことの苦悩」が…
戦後の混乱期 日本の石油業界を救った人たちの闘い 著者は、本作品を通じて仕事とは何かと問いかけてくる また、リーダーとはどのようなものかということも考えさせられる 信念、行動力、リーダーシップなど、現代の社会人でも参考となることは多い もしかす…
帯に「東大、慶大、早慶で一番読まれた本」と書いてあったため興味本位で購入した本 本書では、まず2種類の人間の型について述べている グライダー型人間と飛行機型人間 グライダー型人間は、自力で飛べない、言われた通りのことをする 飛行機型人間は、主…
著者の砂川文次さんは、元自衛官の経歴をもつ 本作品は、第164回芥川賞候補に選出された 小隊の部隊長は小隊長 会社組織でいうところの中間管理職である 上からも下からもプレッシャーを受ける地位だ 本作品の特徴は、著者が元自衛官というだけあり、戦闘の…
著者は、小説家でエッセイスト、写真家、映画監督の椎名誠さん わたしの印象でいえば、「真剣に遊べる大人」というイメージだ 椎名さんの作品はこれまでいろいろ読んできたが、本作品が一番印象に残っている 簡潔に言えば息子さんの成長記録のような作品だ …
著者は、小説家で尼僧の瀬戸内寂聴さん 夫の教え子の青年との不倫、その青年の自殺、離婚など波乱万丈な人生を送り、1973年に中尊寺で出家、本書は、1991年に上梓したもの 著者の生き方は賛否があると思う しかし、本書のテーマである「孤独」ということに関…
著者は高名な芸術家の岡本太郎さん 本書は、著者の創作活動におけるアーティストとしての自己啓発本である しかし、その内容は誰しもの人生における着火剤となるものだ あなたは、「常識人間」を捨てられるか そんなサブタイトルも表紙に書かれている 今まで…
著者は、聖心女子大学を卒業し、35歳でノートルダム清心女子大学学長となった渡辺和子さん 本書は、「環境の奴隷にならずに、どんな場所におかれても自分を活かし努力を重ねることで幸せを得られる。」と説く 環境や他者を変えることは困難か不可能な場合が…
著者は、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さん 一流のプロスポーツ選手は、一流のメンタルを持っている 特にテレビでもおなじみの著者は、情熱の塊のような人だ 著者は語る 「自分とは何か」「自分らしく輝くためには」 そしてセルフコントロール 自分自身…
著者は起業家であり「SHOWROOM」を立ち上げた前田祐二さん 本書は、著者が29歳の時に書かれたもの はじめに、著者の境遇に衝撃を受けた 8歳のとこには両親がお亡くなりになり、小学生の頃からギターの弾き語りでお金を稼いでいたとのこと 音楽がもち…
1945年8月15日 日本では玉音放送が流れ、戦争終結が知らされた日 本作は、戦争という極限の状態で「生きる」ということをテーマにしたもの 主人公の宮部久蔵は、「海軍一の臆病者」と蔑まれながら、「生きて家族のもとに帰る」という強い信念を持ち続けた し…
著者は、「深夜特急」で有名な沢木耕太郎さん 私の大好きな作家だ 本書は、著者が日本国内を旅したことを書いたエッセイ本 沢木耕太郎さんの人生初めてのひとり旅 それは、16歳のときの東北一周旅行であった 思い返すと、私のひとり旅とはいつであっただろう…
著者は、オードリーの若林正恭さん 学生の頃からの生きずらさ 人見知りな性格ゆえ世の中をナナメに構えてみてきた そんな一面が書かれている 他人の成功や幸せをナナメから見て笑う それは、自分自身を守るためのものではないだろうか 他人と違う考え方や感…
脳科学者である茂木健一郎さんの著書 脳科学者の文章だけあって、脳にインプットしやすい 本書は、読書を通じて脳を鍛え知性を磨くことについて書かれている 読書が知性をもたらす理由 物事の本質を見抜く力が育つ 他者の人生や考え方を追体験し視野を広げる…
著者は、自由に世界中を旅して写真や文章を作品としている こんな風に暮らせたならいいなと誰しも思う でも社会の歯車となって働くことも必要なことであるし、とても大切なことだ 安定する仕事について家族を養うのも父親として大切だ わたしは、写真も本も…
失ってから初めてその大切に気づく 失ったものは元に戻ることはない 何かを得るには何かを失わなくてはならない ほとんどの大切なことは、失われた後に気がつく そして、自分の命よりも大切なものがあることに気がつく 目の前にある自分よりも大切な価値ある…
我が家の家族にはミニチュアシュナウザーが2匹いた 今はふたりとも、もういないのではあるが「犬の育て方」が気になり本書を購入 読んだ感想としては、人間の子供とそんなに大きな大差はないのかという印象だ 人間も犬も同じ動物なのだと感じた 犬種による…
著者は、1932年、兵庫県神戸市生まれ、一橋大学在学中に文壇デビュー作である「太陽の季節」が第34回芥川賞を受賞、1968年に参議院議員に当選、1999年から東京都知事と政治家としても活躍、実弟は俳優の石原裕次郎さん、2022年2月1日逝去 著者は語りかける …
著者は、1932年、福岡県生まれ 中学1年の夏、現在の平壌で敗戦を迎え混沌とした時代を過ごした 本書は、1998年に発行されたもの 著者は語る 「人生は苦しみの連続である。人間というものは、地球と自然と人間にとって悪をなす存在である。人は苦しみ、いやお…
著者は、40歳の誕生日を期に会社を辞め、「今日から必死に生きない」と決めた 「この生き方で正しいのか?」 きっと大半の人が思っていることだろう 会社員は、「自分の時間」と引き換えに「給料」をもらっている 著者はフリーランスになって、「自由な時間…
本書は、18年前に発行された有名な本 当時から月日も経っているため数値は若干の変動はあると思う もし世界が100人の村だったら 50人が男性で50人が女性 異性愛者が90人で、同性愛者が10人 60人がアジア人、14人がアフリカ人、14人が南米アメリカ人、11人が…
本書は、ホスピス医として3500人を看取ってきた医師からのメッセージ 「あと1年で人生が終わるとしたらどうしますか?」と著者は語りかける 2020年の人生の満足度調査では 非常に満足した人生5.6%、やや満足している26.5% あまり満足していない20.9%、ま…
著者は、戦後から現代まで日本の詩界を牽引した国民的詩人 わたしは、お盆ということもあり妻の実家に来ている 妻の父は「ひとり暮らし」だ 53歳で妻(わたしの妻の母、以下「家人」)を亡くし約30年ほどひとり暮らしをしている 営業の管理職として定年した…
著者は、世界一周の旅を経験した旅人が日本に旅を広めるために作った学生団体 本書は、世界を旅した20人のストーリーが書かれている 人はなぜ旅にでるのか 私も旅が好きだ なぜ旅が好きかというと、自分でもよくわからない 一人旅も好きだし、家族との旅も好…